ペットボトルコーヒーのカフェインは意外と多いって知っていました?
厚生労働省によると、1日のカフェイン摂取量は成人だと400mgが目安とのこと。
マグカップで言うとコーヒー3杯分となります。
ペットボトルコーヒーを毎日飲むと、目安のカフェイン量を超える可能性もあるんですね。
そこで今回はペットボトルコーヒーのカフェインを踏まえた飲み方を紹介。
飲料に含まれたカフェイン量の目安や、上手な付き合い方をお話しします。
これからもペットボトルコーヒーを飲み続けたい人は参考にしてください。
ペットボトルコーヒーのカフェインは?カフェイン量の調べ方
ペットボトルコーヒーのカフェイン量は、正確に知るのは難しいんですね。
そこで大体の目安や、テイストから調べる方法を紹介します。
① ペットボトルコーヒーのカフェイン量は記載されていない商品が多い
全ての商品のカフェイン量を調べることは難しいんです。
なぜなら多くの商品の成分表にはカフェイン量が書かれていないから。
公式サイトのHPを見ても、記載していないことが多いんですね。
一部の商品に記載されているので、そこから目安を知ることは可能です。
(カフェイン量がわかっている商品のランキングは後で紹介します)
② 濃いとカフェインが多い。薄いとカフェインが少ない
今はペットボトルコーヒーのカフェイン量を紹介します。
それらの商品と比べて濃い味ならカフェイン量は多め。
逆に薄い味わいならカフェイン量が少ないと判断してOK。
あくまで目安ですが、普段飲んでいるコーヒーの濃さに注目してみましょう。
差がよくわからない場合は、『ペットボトルコーヒーは1日1本』と決めるといいですよ。
ペットボトルコーヒーのカフェイン量は、平均で1日摂取量の3分の2が含まれていることが多いので。
健康面を考えても、毎日のようにペットボトルコーヒーを何本も飲むのは控えたいですね。
ペットボトルコーヒーのカフェイン量
- カフェイン量がわからない商品が多い
- ただ一般的な目安や基準値はわかる
- 基本的には1日1本くらいが目安
ペットボトルコーヒーのカフェイン量のランキング
ペットボトルコーヒーの一部商品には、カフェイン量が記載されています。
記載されている商品だけで、カフェイン含有量をランキングで発表していきますね。
ちなみに成人のカフェイン摂取量の目安は1日400mgです。
(妊娠中・授乳中は1日200mgが目安)
① ダイドーブレンド クラフト ブラック
まず紹介するのはダイドーブレンドのクラフト(ブラック)。
100g当たり49mgのカフェインが配合されています。
栄養成分表示(100ml当たり)
エネルギー 0kcal(0kcal)
たんぱく質 0g リン 4.3mg
脂質 0g カリウム 66.7mg
炭水化物 0~1g
カフェイン 49mg
食塩相当量 0.04g
引用元 DyDo
この商品は520mlなので、1本当たり約250mgのカフェインが含まれています。
クラフトブラックを飲んだら、2本目のコーヒーは飲みづらいことがわかりますね。
② 伊藤園 TULLY’S COFFEE
最近ペットボトルコーヒーの中で人気のタリーズも、カフェイン含有量が記載されていました。
この商品は100g当たり43mgのカフェインが含まれています。
栄養成分
エネルギー 0kcal
炭水化物 0.4g
食塩相当量 0.05g
カリウム 62mg
カフェイン 43mg
引用元 伊藤園
タリーズのペットボトルは500mlなので、約215mgのカフェインが含まれている計算。
緑茶などカフェインが含まれている他の飲み物を飲んでいるなら、1日1本が目安となります。
③ クラフトボス ブラック
最後はクラフトボスのブラックになります。
こちらは100mlで約40mgのカフェインが入っていると記載。
成分・特性
引用元 サントリー
エネルギー(100mlあたり)0kcal
たんぱく質(100mlあたり)0g
脂質(100mlあたり)0g
炭水化物(100mlあたり)0-1.0g
-糖類(100mlあたり)0g
食塩相当量(100mlあたり)0.01-0.08g
カフェイン(100mlあたり)約40mg
カリウム(100mlあたり)約60mg
リン(100mlあたり)10mg未満
ペットボトルは500mlなので、200mgのカフェインが入っている計算になります。
2本目のコーヒー飲料が飲みたい場合は、量が少ない缶コーヒーなどが良さそうです。
【オマケ①】マキシム 香りのブラック無糖
カフェイン量があいまいな商品もありました。
それがマキシムのブラック無糖。
こちらは公式サイトによると、カフェインが100ml当たり35~67mg含まれているとのこと。
ペットボトルの容量が900mlなので、315mg~603mgのカフェインが入っていることになります。
数値がアバウトなので計算しづらいですが、1日に飲む量はペットボトルの半分くらいが良さそうですね。
こちらの商品を外で飲むことはないですが、家では少しずつ飲むことを意識しましょう。
【オマケ②】 ジョージアやネスカフェなどのカフェイン量の目安
上記以外のペットボトルコーヒーの含有量も、大体は計算できます。
コーヒー飲料は大体100mlで、60mg~80mgのカフェインが含まれていると言われています。
なのでペットボトル500mlであれば1日1本が目安。
1日に何本もペットボトルコーヒーを飲むと、カフェインと砂糖の過剰摂取になるので注意しましょう。
カフェイン量のランキング(100ml当たり)
- ダイドーブレンド クラフト ブラック 49mg
- TULLY’S COFFEE BARISTA’S ESPRESSO 43mg
- クラフトボス ブラック 約40mg
※マキシム ブラック無糖 35mg~67mg
※それ以外の商品は60mg~80mgで計算
ペットボトルコーヒーのカフェインが気になるときの工夫
ペットボトルコーヒーには、意外とたくさんのカフェインが含まれていることがわかりました。
ではカフェイン量が気になるとき、どのような飲み方を心がければいいのでしょうか。
次の3つを意識すると、ペットボトルコーヒーと上手く付き合うことができますよ。
① 2杯目はカフェインレスコーヒーにする
ペットボトルコーヒーを飲んで、まだもう1杯飲みたいとき。
このときはカフェインレスコーヒーを注文するようにしましょう。
カフェインレスなら、夕方以降に飲んでも睡眠に影響はありません。
カフェインの過剰摂取も気にしないで良いですよね。
例えばネスカフェのゴールドブレンドなど、人気商品にもカフェインレスは販売されています。
カフェインレスで味が物足りないなら、豆乳やミルクなど自分でアレンジすると良いですよ。
参考⋙ペットボトルコーヒーはまずい?味の好みが合わない理由と対策
② 家ではノンカフェインの飲み物を選ぶ
家で飲む飲料にもカフェインは含まれていることが多いです。
例えばお茶などにも当たり前のように含まれているので、1日の摂取量を超えやすいんですね。
カフェインが含まれる飲み物
- 緑茶
- 紅茶
- ウーロン茶
- コカ・コーラ
- エナジードリンク
- 栄養ドリンク
なので家で飲む飲料をノンカフェインで揃えるというのも効果的。
紅茶や麦茶などカフェインがないもので統一すれば、ペットボトルコーヒーを気兼ねなく飲むことができます。
ノンカフェインの飲み物
- 麦茶
- ハーブティー
- ルイボスティー
- そば茶
- はと麦茶
- コーン茶
- たんぽぽ茶
- たんぽぽコーヒー
ペットボトルコーヒーを飲むことは問題ありません。
ただ1日のカフェイン摂取量の目安を超えないようにした方が、身体に優しいですよ。
カフェインが気になるとき
- 2杯目はデカフェコーヒーにする
- 家の飲料はノンカフェインにする
ペットボトルコーヒーのカフェイン量は多い!原則1日1本が目安
ペットボトルコーヒーのカフェイン量は意外と多く含まれていることがわかりました。
全ての商品に記載されているわけではありません。
ただどの商品にも1日の摂取量の基準値の3分の2以上はカフェインが入っています。
なので飲む目安としては1日1本が基準となるでしょう。
もし2杯目以降を飲みたい場合は、カフェインレスのコーヒーを選ぶこと。
もしくは家ではノンカフェインの飲み物を飲んでカフェイン量を調節すると良いですよ。
缶コーヒーなど容量が少ないものを選ぶのもおすすめです。
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