缶コーヒーを飲めば太るというわけではありません。
ただ缶コーヒー1本には、砂糖・カフェイン・カロリーが含まれています。
なので1日全体の食生活を考えると、糖質の過剰摂取になりがち!
特に毎日、習慣のように缶コーヒーを飲んでいるなら要注意です!
今回は缶コーヒーを太らない範囲内で楽しむ方法を紹介。
缶コーヒーの太りやすさや、肥満リスクを高める飲み方も確認していきますね。
缶コーヒーは太る?微糖でも太りやすいか検証
缶コーヒー自体に、どれほど肥満リスクがあるのか。
缶コーヒーに含まれる、砂糖・カフェイン・カロリーから見ていきます。
ジョージア・ボス・ワンダなど、人気缶コーヒーの成分で比べていきますね。
① 缶コーヒーは悪魔の飲み物?砂糖の量
缶コーヒーで太る原因として、最も考えられるのが砂糖の過剰摂取です。
WHO(世界保健機構)は、1日の砂糖摂取量を約25g(スティック8本分)としています。
一方で缶コーヒーに含まれる砂糖の目安は以下の通り。
缶コーヒーの炭水化物
- ジョージア エメラルドマウンテン 炭水化物 12.765g
- プレミアム ボス 炭水化物 12.21g
- ワンダ モーニングショット 炭水化物 12.58g
砂糖≒炭水化物だとすると、1日に必要な砂糖の摂取量の半分を占めることになります。
つまり缶コーヒーを1日2本飲んだら、もう砂糖を使った料理は食べてはいけないということ。
缶コーヒーだけで太るわけではありません。
ただ毎日のように缶コーヒーを飲んでいると、砂糖の基準値を超える日も増えるでしょう。
結果的に糖質の取り過ぎが肥満に繋がります。
② 缶コーヒーに含まれるカフェインは太る?ダイエット効果?
カフェインについては適量であれば肥満リスクはありません。
なぜならカフェインには、「脂肪を分解・燃焼する働き」があるから。
食後30分以内にコーヒーを飲むと、脂肪吸収を抑える効果が期待できます。
ただカフェインは過剰に摂取すれば、不眠リスクが高まるんですね。
睡眠の質が低下すれば、消費エネルギーの効率が落ちたり、食事の摂取量が増えて太りやすくなります。
厚生労働省によると、健康な成人は400 mg/日(マグカップで3杯)が基準値となっています。
プレミアムボスには1本当たりカフェインが129mg。
ワンダモーニングショットには1本当たりカフェインが111mg含まれています。
1日に何杯も飲んで、カフェインの摂取基準値を超えないように気を付けましょう。
③ 缶コーヒー1本に入っているカロリーは気にしなくていい
缶コーヒーにはカロリーも含まれます。
肥満の原因にはカロリーの摂取もありますが、缶コーヒーでは考える必要はなさそう。
農林水産省では成人女性は1400~2000kcal、男性は2200±200kcal程度のカロリー摂取を目安としています。
ただジョージアのエメラルドマウンテンでは1本当たり約64kcal。
ボスでも1本で約61kcalとカロリーは少ないです。
もちろん間食やスイーツを食べていたら、カロリー過多にもなります。
ただ缶コーヒーやペットボトルコーヒーに含まれたカロリーだけを見れば、肥満リスクは少ないです。
缶コーヒーは太る?
- 砂糖はたくさん含まれている
- カフェインの過剰摂取にも注意
- カロリーは気にしなくていい
缶コーヒーの飲み方次第では太るリスクが高まる
缶コーヒーの飲み方を間違うと、太りやすくなります。
特に次の3つの飲み方に気を付けましょう。
① 毎日、缶コーヒーを飲むと糖質の過剰摂取になりやすい
缶コーヒーを飲むときに一番注意したいのが、砂糖の摂り過ぎ。
缶コーヒーを1日2本飲めば、1日の砂糖摂取量の基準値となります。
なので毎日のように缶コーヒーを飲んでいると、糖質の摂取量が増えて太りやすくなるんですね。
対策としては、無糖や微糖などの缶コーヒーも飲むようにすること。
もしくは休日はコーヒーを飲まない日を作るなども検討しましょう。
無糖缶コーヒーを箱買いして、外では缶コーヒーを買わないようにするのも良いですね。
② 朝・昼・夜と缶コーヒーを飲むとカフェイン摂取量が増える
カフェインに関しては適量であれば脂肪燃焼効果もあります。
ただ16時以降に摂取すると、その日の睡眠の質が低下してしまいます。
またカフェインがないと頑張れないなど、日頃からストレスを感じている場合も注意。
ストレス発散で食生活の乱れに繋がり、これも肥満リスクを高めることになります。
夕方以降はカフェインレスの飲み物を飲むようにすること。
そしてカフェインありきで働くなど、心身の疲労に繋がる過ごし方を改善しましょう。
③ 缶コーヒーを飲みながら一緒に食べるスイーツでカロリー過多
先ほども言ったように、缶コーヒーのカロリーは気にする必要はありません。
ただ缶コーヒーと一緒に何かを食べるときは注意が必要です。
例えば間食でスイーツと缶コーヒーを楽しむなど。
こうなるとカロリー過多で太る原因となってしまいます。
缶コーヒーを飲みながら、別の飲食をするときはカロリーも気にした方が良いですね。
【体験談】缶コーヒーをやめたら痩せたという声もある
実際に缶コーヒーを辞めたら痩せたという人もいます。
このように糖質・カフェインを意識すると、痩せることはできます。
もちろん缶コーヒーを飲みながら、肥満リスクを回避することもできますよ。
缶コーヒーの太る飲み方
- 毎日のように缶コーヒーを飲む
- 夕方以降に缶コーヒーを飲む
- 缶コーヒーと一緒にスイーツなどを食べる
缶コーヒーで肥満リスクを回避!微糖ならOK?
お腹周りの脂肪は気になるけど缶コーヒーも飲みたい
最後は缶コーヒーを飲みながら、太らない方法を見ていきます。
缶コーヒーの選び方や飲み方を意識するだけでOK。
どの方法も今日から実践できますよ。
① 砂糖の摂取量は無糖・微糖の缶コーヒーで調整する
缶コーヒーでは糖質が過剰に含まれています。
なので肥満リスクを回避するためには、いかに砂糖の摂取量を減らすかが大事。
そこで意識したいのが、缶コーヒーの選び方です。
例えば無糖コーヒーや微糖コーヒーを1日おきに飲むようにする。
ブラックコーヒーであれば、砂糖は含まれていません。
缶コーヒーで無糖と有糖を1日おきに飲めば、砂糖の摂取量をグッと減らせます。
もちろん食生活全体で、糖質カットを見直すのも良い方法です。
糖質制限などストイックに取り組まなくても、ご飯を玄米にするなどで置き換えることができますよ。
② 午後以降に缶コーヒーが飲みたい場合はノンカフェイン
カフェイン自体には脂肪燃焼効果もありますが、午後以降に飲むと睡眠の質が低下します。
つまり午後に缶コーヒーを飲みたい場合は、我慢する必要があるということ。
どうしてもコーヒーが飲みたいときは、ノンカフェインのコーヒーを選びましょう。
珈琲の風味はそのままでカフェインが含まれていません。
なので睡眠の質が低下する恐れもないんですね。
朝は缶コーヒーでカフェインを摂り集中モードに切り替える。
昼食後もカフェインを摂取すれば眠気対策になります。
夕方以降に関してだけ、カフェインレスのコーヒーを選びましょう。
③ 缶コーヒーを飲むベストタイミング
最後は缶コーヒーを飲むタイミングについて。
できれば食後30分以内にコーヒーを飲むようにしましょう。
缶コーヒーに含まれるカフェインとポリフェノールには、脂肪を分解・燃焼する効果があります。
なので食後30分以内にコーヒーを飲むと、さっき食べた食事の脂肪吸収を抑えることができるんですね。
それに空腹時にコーヒーを飲むと胃酸が分泌され、胸焼けの原因にもなります。
そういった意味でも缶コーヒーは朝食や昼食後に飲むようにしましょう。
食後の眠気もカフェインで防止することができますよ。
缶コーヒーの太らない飲み方
- 2本目以降は無糖や微糖を選ぶ
- 夕方以降はノンカフェインを選ぶ
- 缶コーヒーは食後30分以内に飲む
缶コーヒーは飲み方を間違えると太る!微糖やカフェインレスも選ぼう
缶コーヒーは過剰に飲むと太りやすい面があります。
特に砂糖が多く含まれているので、毎日のように何本も飲むのは控えましょう。
缶コーヒーを肥満リスクを回避して楽しむには飲み方が重要。
無糖コーヒー・ノンカフェインなどを選ぶのもおすすめ。
食後に飲めばカフェインやポリフェノールの脂肪燃焼効果も高まります。
缶コーヒーを飲むこと自体で太るわけではありません。
缶コーヒーの選び方や飲み方を意識すれば、太る心配もありませんよ。
次はこちら⋙缶コーヒーでおまけがなくなった原因って?
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