カフェで勉強することが必ず迷惑になることはありません。
カフェや喫茶店へ足を運ぶお客さんは、いろんな目的があります。
その中に勉強目的で使う人がいても邪魔にはなりません。
ただマナー違反となる過ごし方や、長時間の利用となると話は別。
そこで今回はカフェで勉強するときに守りたいマナーを見ていきましょう。
お店側や周囲のお客さんと心地よく店内で過ごすための注意点を紹介しますね。
カフェの勉強って迷惑?読書なら何時間くらいしていい?
結論から言うとカフェで勉強するコト自体は迷惑行為ではありません。
カフェを使う人の目的は様々ですよね。
ひとりでのんびりしたり、友達と喋ったり、仕事の取引先と会ったり。
そのなかで勉強を目的として利用するお客さんがいてもおかしくはないです。
でも以下のような状況で勉強するとなると、お店や他のお客さんの迷惑となるので注意しましょう。
① カフェで何時間ほど過ごしていいかはお店ごとに違う
カフェで勉強するのは基本的に”あり”です。
ただ厳密に言うと店舗によってルールが設置されている場合が多いんですね。
店長の判断で”勉強禁止”といった張り紙を貼っているお店もあります。
そういったお店で勉強するのはマナー違反となるので辞めましょう。
スターバックスやコメダ珈琲などでも店舗ごとに細かいルールは変わるもの。
時間制限を設けていたり、全面的に禁止されている場合もありますよ。
基本的に満席になりやすい立地のお店は長居禁止となっています。
(お店探しのコツについては後で解説しています。)
② 休日などカフェが混雑する時間帯での勉強や読書は邪魔
“勉強禁止”など店舗が制限を設けていなくても、長居してはいけない状況はあります。
例えばカフェが満席のときや混雑している時間帯ですね。
休日のお昼時や、平日のモーニングなどはお客さんの出入りが激しい。
そんなときに席を確保して何時間も勉強するのはマナー違反です。
お店が勉強禁止と言っていなくても、周囲への配慮は忘れないようにしましょう。
マナー違反をするお客が増えると、その店舗が”全面勉強禁止”などのルールになる恐れもあります。
今後も気持ちよくお店を利用するためにも、混み始めたら退店するのが良いですよ。
③ カフェで5時間も勉強するのは迷惑!禁止となるのはどのくらい?
勉強してもいいといっても、好き勝手に過ごしていいわけではありません。
店員さんや他のお客さんの迷惑になる過ごし方は辞めておきましょう。
まず滞在時間について。
店舗ごとに指定があるお店だと、平均して60分~90分の目安が多いですね。
なので迷っているなら1時間~1時間半を目安にお店で過ごすと良いですよ。
もしそれ以上に過ごしたいなら、満席でないことが大前提。
その上で追加メニューを注文して、ドリンクやフードを頼みましょう。
また勉強中にありがちな、周囲への迷惑行為も注意した方がいいです。
勉強中のNG行動
- 教科書や参考書などを広げる
- 1人~2人で来店して4人テーブルを使う
- 勉強を大声で教え合う
- 消しカスで机を散らかす
- イヤホンの音漏れ
滞在時間に関係なく、店内の人が心地よく過ごせる配慮は必要です。
あなたのイメージが悪くなると、次回以降に店内で過ごしにくくなりますよ。
カフェで勉強はあり?
- 基本的にはどう過ごしても良い
- ただ滞在時間など細かいルールは店舗ごと違う
- 利用する店舗の張り紙などに最初に目を通しておく
- 休日など混む時間帯は使わない
- 満席になったら早く退店した方がいい
- 時間の目安は60分~90分の店舗が多い
- 周りのお客さんの迷惑になる行為も控える
カフェで勉強するのは恥ずかしいという声も。
では次はカフェを勉強目的で使う人はどれくらいいるのか。
利用者のメリットや、勉強目的で使わない人の意見を見ていきましょう。
カフェ以外でも勉強できる場所はあるので、あまりカフェにこだわる必要もありませんよ。
① カフェや喫茶店で勉強した方が集中できる派の意見
カフェで勉強する人の理由としては、『その方がはかどるから』というものが多いです。
家だとついスマホを触ったりゲームやテレビを見てしまう。
でもカフェだと勉強しかしない環境を作れるので、集中しやすいんですね。
また周囲の雑音が良い感じに集中力を高めてくれる場合もあります。
特定の人の話し声は気が散るけど、ガヤガヤといった周囲の音で集中できる人もいます。
私もカフェ内での勉強や読書は推進派です。
とくに本を読むときはスマホを機内モードにして、コーヒー1杯を飲む間に一気読みします。
家だと何時間もかかる読書が、カフェだと30分くらいで読み終えることもありますよ。
② 喫茶店などの勉強は周囲の視線が気になって恥ずかしい派
一方でカフェでは勉強をやらない派の人もいます。
家の方が集中できたり、周囲の会話が気になってしまう人ですね。
また勉強するとお客さんや店員さんの視線が気になるという意見も。
こういった人は無理にカフェで勉強する必要はありません。
図書館やコワーキングスペースなど、集中して勉強できる環境は他にもあります。
【結論】カフェの勉強は店舗選びと過ごし方が大事
これまでの話を振り返るとカフェで勉強したいときのポイントが見えてきますね。
カフェで勉強したいときは、店舗選びと過ごし方が重要です。
まずは勉強してもいい店舗を選ぶこと。
そして利用時間など店舗内でルールがあれば、それに従うこと。
その上で他のお客さんの迷惑にならないように過ごせば問題ありません。
『カフェ=勉強してはいけない』というわけではないんですね。
では次は、勉強しやすいカフェや喫茶店の探し方を見ていきましょう。
カフェで勉強するメリット・デメリット
- 勉強しかない環境なので集中しやすい
- 雑音が良い感じで集中できる
- 周囲の視線が気になる
- 長居しているお客さんに良いイメージがない
- 大切なのは店舗選びと過ごし方のマナーを守ること
カフェの勉強で迷惑にならないお店の探し方
カフェで勉強できるかは店舗による。
ではどんなお店を探せば、勉強しやすい飲食店が見つかるのでしょうか。
① カフェで勉強するのは平日や夜など暇な時間が良い
まず理想の立地で言えば、自宅や学校・職場の近くになります。
飲食店が空いているのは平日や夕食どき。
その曜日や時間帯に通いやすいのは、自宅や学校の近くになります。
例外としてビジネス街のカフェは休日の方が空いている店舗が多いですよ。
これはサラリーマンが土日に出勤していないことが関係しています。
ショッピング街でれば、コーヒーチェーン店はほとんど混んでいます。
でもビル内にあるスタバやタリーズなどは見つかりにくいので、空いている場合も多いんですね。
このように通いやすい立地の中から、空いている曜日や時間帯を狙うのがコツ。
コメダ珈琲ならモーニングに合わせて来店するのもおすすめです。
② Wi-Fiとコンセントがあり充電できる店舗は大丈夫?
立地から何となく喫茶店やカフェの候補を選んだあとは、候補を絞っていきます。
勉強しやすい店舗で言えば、コンセントやWi-Fiがあるお店が良いですね。
充電できたりWi-Fiがある店舗は、ある程度は長居してもいい店舗となります。
東京や大阪の混むお店だと、回転率を上げるためにあえて設置していないことも多い。
なので次は家や学校の周りで、コンセントかWi-Fiがあるカフェを選びましょう。
もちろんコンセントやWi-Fiがなくても勉強できるお店はあります。
ただ最初はこういった長時間利用しやすい配慮があるお店を選びと良いですよ。
参考⋙コメダは勉強禁止?店舗で変わる滞在時間の制限や長居マナー
③ 実際にカフェや喫茶店へ行って注意書きがないか確認してみる
候補を絞ったら、実際にお店に足を運んでみましょう。
スタバやタリーズなどのコーヒーチェーン店はセルフで席を選びます。
なので店内に入ったら、必ず注文しないといけないわけではありません。
店内の混雑状況や、利用時間の制限などが書かれていないかチェックします。
もし『勉強はお控えください』と書かれていれば、その店舗は候補から外れます。
カフェによっては夏休みなど学生が勉強で利用する時期だけ注意書きをするケースもありますよ。
勉強しやすいお店の探し方
- 平日や18時以降に使いやすい立地で探す
- コンセントやWi-Fiがある店舗が理想
- 実際に足を運び混雑状況や注意書きを確認
カフェで勉強するときの過ごし方!マナーを守る
では勉強で通うカフェを見つけたら、次は過ごし方を見ていきましょう。
お店に入ってからお店を出るまでの流れに沿って紹介します。
店員さんや他のお客さんの迷惑にならないよう気を付ければ大丈夫ですよ。
① 1人ならカウンター席、2人なら2人席を選ぶ
まず来店したら空いているテーブルを探しましょう。
1人で来店するならカウンター席か2人席を選びます。
友達と2人で来店するときは2人席を選ぶのが良いですね。
4人テーブルを選んだゆったり使うのは、他のお客さんが利用できないので辞めましょう。
カウンター席を使うときも、横の椅子にカバンを置くなどはしないようにしてください。
(多くのカフェでは荷物を置けるカゴが用意されています)
② お店の注意書きに注目!使用時間や利用制限に従う
レジやテーブルに注意書きがあれば、それに従います。
『90分以内の利用を目安にしてください』とあれば、その指定内で利用します。
『満席時は声をかける場合があります』という場合は、満席になったら自ら退店するのがおすすめ。
注意書きを守らないと勉強自体が禁止されるかもしれません。
今後も使い続けるためにも、店内のルールには従った方がいいですよ。
③ カフェ内は静かに!勉強の教え合いなどでうるさいと迷惑
勉強してるときは自然と静かになるので、あまり迷惑行為はありません。
注意したいのは友達と勉強を教え合うときですね。
つい声が大きくなると、周囲のお客さんの迷惑となります。
また静かなお店の場合は、勉強中に鉛筆をカリカリしたりパソコンのタイピング音が気になることもあります。
そういった”音”の配慮だけ気を付ければ、周りの人の邪魔にはなりませんよ。
④ カフェに長居する場合はランチなど追加注文
注意書きなどが無くても利用は60分~90分くらいにした方がいいです。
ただ勉強していると、どうしてもその範囲内で収まらないときも出てくるでしょう。
その時は2つの方法があります。
まず1つ目はお店を出て、別のお店に入ること。
カフェがたくさんある駅や都心であれば簡単です。
2つ目の方法は追加注文すること。
ランチとしてフードメニューを頼んだり、追加でドリンクを飲みます。
こうすれば客単価が下がらないので、お店側の金銭的な問題は無くなります。
⑤ 他のお客さんで混み始めたらカフェを出よう
勉強中に気を付けたいのは、お店が混み始めたとき。
お客さんがどんどん来て満席になって、行列ができ始めた。
そんなときは自らお店を出た方がいいですね。
ほかのお店に行くこともできますし、気分転換できたら残りは家で勉強もできます。
満席時に長時間利用していると、従業員側からするとストレスの種となります。
ネガティブな意味で顔を覚えられても困るし、満席になったら自分からお店を出た方がいいですよ。
カフェでの過ごし方
- カウンター席や2人席に座る
- 店内の利用時間はルールに従う
- タイピング音や会話など騒音に注意
- 長時間利用したいときは追加注文する
- 満席になったら自分からお店を出る
カフェでの勉強が恥ずかしいとき!代案を探す
最後はカフェ以外で、集中して勉強できる環境について。
カフェだと利用制限などもあり、何時間も居続けることは難しいです。
ドリンク代も安くないし、お金の負担もかかりますよね。
そんなときに検討したいのが、カフェや喫茶店以外の場所での勉強です。
私が勉強するときは、以下のような場所でも行っています。
その日の気分で変えたり、”はしご”したりもできますよ。
① 勉強OKカフェを探す!コワーキングスペースも検討
勉強してもいい場所はカフェに限ったものではありません。
例えば最近は勉強カフェというサービスが広がっています。
これは集中してパソコン作業したり、勉強できる空間を使えるコワーキングスペースというサービス。
こういったサービスの中には学割プランが用意されていることもあります。
カフェのように滞在時間を気にする必要はありません。
部屋の出入りも自由だし、定額料金を払えばどれだけ使っても構わないものも。
サービスによって料金や使い方は微妙に変わります。
あなたの家や学校の近くにあれば、料金プランを見てみましょう。
“1day”とか”回数券”などがあればお得に使うことができますよ。
② マクドナルドやミスタードーナツのコーヒーは安い
コーヒーチェーン店にこだわらなければ、もっと安く飲食店を使うことができます。
例えばマクドナルドやミスタードーナツのコーヒーは100円台。
(ミスタードーナツはコーヒーのおかわり自由)
平日や閉店間際は空いているので利用しやすいです。
カフェを使って金欠になりそうなときの代案にピッタリですね。
ショッピングモールなどのフードコートも利用できます。
マクドナルドやミスタードーナツでドリンクを注文してフードコートで勉強する。
フードコートも平日や午前中はガラガラなので、長居しやすいですよ。
③ 読書の勉強なら図書館が良い!イヤホンも活用
インプット系の勉強をしたいときは図書館の自習室がおすすめ。
無料で使えるし、静かな環境なので参考書を集中して熟読できます。
もし静かな空間が苦手なら、イヤホンで自然音などを探すことも可能。
周りも静かに使いたい人が多いので、会話ができません。
静かに集中して勉強したいときに図書館を利用しましょう。
近くにコンビニがあれば、コーヒーを買って小休憩もしやすいですよ。
コンビニコーヒーは100円台で買えて、味も美味しいのでコスパ最強です。
④ 家で店内BGMや話し声を流してカフェ気分を味わう
自宅でもカフェ気分で勉強することは可能です。
例えばYouTubeでカフェで流れるようなBGMを流す。
またはホワイトノイズといって、集中しやすい雑音を流して勉強することもできます。
コンビニコーヒーをテイクアウトすれば、眠気対策もばっちり。
いつも勉強している部屋を、少し違った環境にすることで新鮮さを感じることはできますよ。
⑤ 【体験談】カフェや他の場所をはしごすればリフレッシュできて効率UP
最後は私個人が勉強するときの過ごし方を紹介します。
私は勉強するとき、よくするのが”はしご”なんですね。
場所を変えることで気分転換できるし、移動中はウォーキングになるので運動にもなる。
勉強内容に応じて、その場所に合ったものを選んでいます。
勉強するときの例
- 最初は家で勉強(60分)
- 電車に乗って参考書を読む(30分)
- カフェで勉強(60分)
- 公園など共有スペースのベンチで勉強(15分)
- 最寄り駅の図書館で勉強(60)
- 帰宅後に家で勉強(60分)
こんな感じで時間を区切って場所を変えると、集中力を持続できます。
カフェのみで勉強しようとすると、どうしてもお金がかかってしまう。
家・電車・図書館なども利用しながら、自分なりの勉強方法を見つけましょう。
カフェ以外の勉強場所
- コワーキングスペース
- ファストフード
- 図書館の自習室
- 自宅でBGMをかける
カフェの勉強は迷惑にならない範囲内で使おう!滞在時間やマナーに注意
カフェで勉強することはできます。
店舗ごとにルールがあるので、その範囲内で使うようにしましょう。
注意書きなどが無ければ、60分~90分を目安にすると良いですよ。
自宅や電車・自習室など、他の場所と組み合わせて使うと集中力が持続します。
もしコメダ珈琲で勉強するときは、以下のメニューがおすすめ。
逆詐欺と話題のボリューミーなドリンクやフードになります。
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