無糖でも缶コーヒーを毎日飲むのはおすすめしません。
実際に飲んだ結果、睡眠の質の低下や太るなど体の変化もありました。
ただ飲み方を少しだけ工夫すれば、コーヒーを飲むメリットが大きくなります。
そこで今回は『缶コーヒー無糖の影響や飲み方』についてお話しします。
当たり前のように飲んでいて、缶コーヒーがないと一日が始まらない
そんな習慣化している人はぜひ一度、目を通してみてください。
缶コーヒーの無糖でも体に悪いのか
マイボイスコムが行った調査によると、コーヒーを毎日飲む人は7割以上とのこと。
その中でも「1日に4回以上」が10.7%、「1日に2~3回」が39.1%という結果でした。
このように習慣的にコーヒーを飲むことは、体にどんな影響があるのでしょうか?
① コーヒーを飲むことで得られる効果
まず缶コーヒーでも無糖なら、カロリーも低いものが多いです。
そしてコーヒーに含まれるカフェインは、交感神経を高める作用があるんですね。
つまり仕事モードなどスイッチをオンする役割があるということ。
さらにコーヒーの香りなどはリラックス効果があり、ストレスの緩和にも繋がります。
またコーヒーに含まれるポリフェノールは老化防止の働きも。
このようにコーヒーには健康面でもプラスの働くがあるんですね。
② コーヒーは砂糖がないブラックでも血糖値が上がる
ただ無糖だからといって、毎日何本も飲むと体に悪い影響が出てきます。
例えば夕方以降にカフェインを摂取すると、睡眠の質が低下します。
さらにカフェインはアドレナリンを分泌し、血糖値を上げる働きもあるんですね。
無糖だから砂糖が含まれていないと油断してはダメ。
血糖値が気になる方は無糖であっても、コーヒーの飲み過ぎには気を付けましょう。
コーヒーのメリット・デメリット
■メリット
- カフェインは仕事モードに切り替えてくれる
- ポリフェノールは老化防止の働きがある
- リラックス効果や心を安らげる働きもある
■デメリット
- カフェインは血糖値も上げる
- 飲み過ぎると睡眠の質が下がる
ブラックの缶コーヒーを毎日飲みたいときの心得
コーヒーは飲み方が大事。
では実際にどういった飲み方を心がければいいのでしょうか?
次の6つを意識すると、毎日缶コーヒーを楽しめますよ。
① 缶コーヒーは1日2杯までにする
まずは1日に缶コーヒーを飲む本数の目安について。
カフェインの量を考えると、1日3杯までが目安と言われています。
ただお茶や紅茶に含まれた缶コーヒー以外のカフェインも摂取しますよね?
なのでそれらを踏まえると、缶コーヒーは1日2本までと考えた方が良いです。
② 缶コーヒーは食後が良い!空腹時は避ける
日頃から胸焼けに悩んでいるなら、缶コーヒーは飲むタイミングも重要。
理想は食後になり、避けたいのは空腹時になります。
理由はコーヒーには胃酸を分泌する作用があるから。
食後にコーヒーを飲むと、胃酸が分泌され消化を助けます。
でも空腹時に飲めば、胃酸が原因で胸焼けになりやすいんですね。
なので缶コーヒーは朝食や間食後に飲むようにしましょう。
③ 缶コーヒーは16時以降に飲まないようにする
飲むタイミングは時間にも注目。
コーヒーは16時までを目安とすると良いでしょう。
カフェインは目を覚ます作用があるので朝や昼におすすめ。
ただ夕方以降に飲むと、目が覚めて睡眠の質が低下します。
缶コーヒーを飲みたいなら午前中と午後に1本ずつというイメージですね。
④ 休日はカフェインレスの日を作る
缶コーヒーを健康的に飲みたいなら、ノンカフェインの日を作るのも良いです。
例えば仕事がない休日はコーヒーを飲まないようにするといった配慮ですね。
休日にリラックスするためにも、覚醒作用があるコーヒーは逆効果。
出勤日は飲んで、家にいる日は飲まないとメリハリをつけましょう。
⑤ どうしてもコーヒーが好きならカフェインレスコーヒー
休日にも缶コーヒーが飲みたい
そんなときはカフェインレスコーヒーを試してみませんか?
今なら缶コーヒーにもカフェインレスコーヒーがあります。
(BOSSのデカフェブラックなど)
カフェインレスのコーヒーなら香りや風味を味わえます。
ノンカフェインコーヒーなら、飲んだとしてもカフェインは摂取しないので休日でもOK。
休日以外にも、平日で16時以降にコーヒーが飲みたくなったときにも検討しましょう。
⑥ 缶コーヒー以外も飲み比べする
①~⑤を踏まえながら、いろんなコーヒーを試し飲みしていきましょう。
缶コーヒーだけでなく手軽に飲めるコーヒーはいくつもあります。
缶コーヒーと飲み比べながら、味わいの違いを感じてみましょう。
- コンビニの無糖コーヒー
- スタバのブラックコーヒー
- 家のドリップコーヒー
缶コーヒーは手軽に飲めるのがメリットですが、味が劣ります。
ドリップコーヒーのブラックコーヒーと飲み比べてたりすると面白いですよ。
缶コーヒーの飲み方
- 1日2本までが目安
- 食後に飲む(空腹時は避ける)
- 16時以降は飲まない
- 仕事がない日はコーヒーを飲まない
- 休日はカフェインレスコーヒー
- 缶コーヒー以外も試してみる
毎日のように缶コーヒーを飲んだ結果わかったこと
実際に毎日缶コーヒーを当たり前のように飲むとどうなったか。
私が試して気づいたことを最後にお話しします。
① 毎日缶コーヒー1本だと自販機で買っても安い
缶コーヒーのメリットはコスパの良さ。
スタバでは300円のドリップコーヒーですが、缶コーヒーなら100円台。
激安缶コーヒーなら1本30円前後でも買うことができます。
毎朝のように飲む習慣を作るとなると安い方が財布に優しいのは事実。
朝食を食べてコンビニで缶コーヒーを買い、『今日も頑張ろう』と気合を入れるというルーティンができました。
② 毎日缶コーヒーを3本飲むと太る?
先ほどのような心がけを忘れると、缶コーヒーが悪影響を及ぼします。
例えば夕方の眠気を覚ますためにコーヒーを飲むと、夜に寝れなくなる。
忙しい⇒缶コーヒーで無理やり頑張る⇒ストレスたまる⇒暴飲暴食
缶コーヒーで一時的に目を覚ましても、心身へは悪い影響が出てきます。
コーヒーのカフェインは”やる気スイッチ”であり、心身を癒してはくれません。
夕方以降はスタバなどで珈琲の香りを楽しんでリラックスして、別の飲み物を飲む方がいいでしょう。
ブラックの缶コーヒー≠体が悪い!カフェイン量や摂取タイミングに気を付ければ大丈夫
缶コーヒーを毎日飲みたいなら、量やタイミングに注意しましょう。
目安としては1日2本までが良いでしょう。
食後に飲むようにして、16時以降は飲まない方が睡眠に影響が出ません。
もっとコーヒーが飲みたいなら、カフェインレスコーヒーも検討します。
カフェイン量を意識しながら飲めば、毎日飲んでも体に悪いことはありません。
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